バランスの論理

世に存在する商品には、衣料品、コスメ、食品などの有形物からイベントやショーなどのパフォーマンスを含めて数限りない選択肢が挙げられます。この膨大な情報の中で爆発的な売り上げを示す物があるのですが、それを分析してみると必ずしもその原因が一目瞭然とはかぎりません。例えば一世風靡していると言えるAKBは、一見どこにでもいる女の子の集団に見えますが、人気の所以は、そのキャラクターにあるわけでは無い様に思えます。秋葉原と云う庶民的な街の中で、タレントになりたい願望の無数に存在する女の子を意図も簡単に募り、立派とは云えない小さな会場を拠点に毎日、簡易なショーを繰り広げると言うこのパフォーマンスの背景こそがその人気の鍵を握っていると云えるのではないでしょうか。奇跡の発掘を信じて、莫大な宣伝費を懸ける行為は、今まで頻繁に行われていた事ですが、レベルのハードルが高すぎて人材も集まりにくく、最終地点に到達するまでに果たして採算が合うのかと言う疑問もついて回ります。ところが、このAKBに関しては、もうすでに存在する需要と供給のバランスを見事に見抜き、着々と計画を実行した結果、成功者として無理なく突出しているように思えます。このように全ての項目は、ある一定のバランスに支配されているといえるのではないでしょうか。