欠点を自然に補う

両サイドに刺繍をあしらった色も鮮やかな外国製リボンで、ポップなイメージのギフトコンテンツにマッチするアイテムを取り上げたのですが、素材としての難点があり、それは材質が硬く巻きバラの形を作ったり柔らかみのある雰囲気をランダムに作りずらい所にあります。特に製作現場に於ける高性能設備の中で撮影すると更にその傾向が強くなりアンバランスな雰囲気になり兼ねません。その物が持つ素材の表現は、様々な要素を持って構成されるのですが、その一つにドレープ性と言った物があり、高級感や肌触り等の表現に使われ、この項目が欠如すると画像としては中々成立しにくくなると言えます。そこで、それを回避するための具体的な対策は、ピントの合う位置を少なくし、カメらレンズのボケ味を使い奥行きのあるディスプレイを心掛けると言う方法があります。デザインに於いても大きなアピールポイントが有り、被写体自体の動きも要求される為、フレーミングに入らない範囲でピンやテープを使って動きに丸みを持たせ、硬さを払拭する工夫も必要となってきます。その結果、模様のユニークさもアピールする事が可能となり、躍動感のある柔らかいリボンの表情を捉えることが出来ました。この様にその物の持つ欠点をひたすら隠すのではなく、長所に転換するアイディアを出し合うのも画像を扱うクリエイターの間でのコラボレーションのメリットと言えるでしょう。