照明について

フォトスタジオでスティルライフを対象として撮影に関するライティングを考える場合、日常の生活の基本となる光の環境が頭をよぎります。それはやはり太陽光がベースとなって色々な光の色を感じその柔らかさや硬さ、方向性などを時には快適に感じたり不快に思ったりするのですが、こういった記憶環境光がフォトスタジオのライティングの概念をつかさどっているのではないでしょうか。太陽光は一つでありその光によって、晴天(撮影業界ではピーカンと呼ぶ)や曇天などの気象コンデション、時間帯による光の雰囲気など人生で味わった様々な記憶がフォトスタジオでのライティングの決定につながるのかも知れません。以外にもこれに気が付かず、カメラマンとしての力量を発揮しなければならないという社会的責任といったある意味に於いて的の外れた次元でライティングを考える、、、、、。クリエイターは常に常識の枠から離れた部分を大切にし、暖める仕事であるはずです。勿論、社会の中に生きる人間としての自覚は必要ですが、それだけでは成立しません。カメラマンに限らず社会生活にはいろいろな罠があり、写真業界に於いても同様の留意点があるのではないでしょうか。