テーマを決める

撮影現場に於けるライティングには様々な種類があり、それぞれの被写体が持つ個性に合わせて作り上げて行くのですが、今回テーマとなったのは、ウエディングやパーティーなど少しあらたまった場所での装飾品として、高級感はあるけれどさり気なく可愛い服飾材料の演出でした。このような場合、自然光の持つ爽やかで清潔なイメージがメインとなる事が多いのですが、ルームファクターを備えた設備の中でそれを実現する時、被写体とライトの位置や照射の強弱、又光質などあらゆる観点から調整を加えなければ思い通りのイメージに仕上げる事が出来ません。ディスプレイ面に於いても、ふんわりと厚みのある結び方でライトの当たる場所がランダムになる様に、又体積を持たせることによって高級感を出す為、リボンの見えない部分にワイヤーを通す工夫をしました。制作現場での目に見えないあらゆる細かい調整が、素材の持つ長所を十二分に引き立たせてくれるのではないでしょうか。この様にあるテーマに沿って撮影を遂行させると、それぞれの視点が明確となり、コラボレーションに於いてもスムーズに進行し易くなると言えます。